ひかり苑で働く人たち
K・Mさん
「決めつけない」支援が、本来の力を引き出す。ブランクを経て再確認した福祉の喜び。
生活支援員
福祉の世界に興味を持ったきっかけを教えてください。
CHAPTER.01私の福祉の入り口は高齢者なんですけど、もともとはお花や園芸、苗物関係の仕事をしていたんです。その経験を活かして、何か高齢者の方々にアプローチできないかと考えたのが福祉の世界に入った最初のきっかけでした。
数ある施設の中で「ひかり苑」を選んだのはなぜですか?
CHAPTER.02私はひかり苑に入ってまだ一年経っていないんですけど、その前まで6年くらい福祉の仕事から離れていて、ブランクがあったんです。またこの世界に戻ろうと仕事を探していた時に、ちょうどひかり苑の募集があることを知りました。就労継続支援B型事業所としての立ち上げからまだ日が浅い時期だったので、「これから事業を大きくしていくところに携われるのであれば嬉しいな」と思い、希望しました。

実際に働いてみて、感じたことやギャップはありましたか?
CHAPTER.03前職も同じB型事業所でしたが、ひかり苑では中度・重度の利用者様が多く、その点では当初、支援の難しさを感じることもありました。同じ「就労B型」という枠組みであっても、利用者様の層が違えば、仕事への向き合い方やサポートのあり方も全然違う。そこは正直、驚きというか…。戸惑いとまではいきませんが、「あ、これまでの感覚とは違うんだな」という大変さは、身をもって感じました。でも、だからこそ新しいやりがいがあるな、と思っています。
普段の業務や、利用者様と接する上で大切にされていることはありますか?
CHAPTER.04私がずっと思っているのは、障害特性の部分だけを見ない、ということです。もちろん、お一人おひとりに特性があって、それが強く出たり目立ったりすることはあります。支援をする上で、そこを理解しておくことは絶対に欠かせません。けれど、私はそこだけに目を向けるのではなく、「その人本来の性格」や「もともと持っている力」を引き出したいなと思って支援をしています。

これまでで特に心に残っているエピソードはありますか?
CHAPTER.05私が入職したばかりの頃、室内でクラフトバンドを細かく切る単調な作業をされている利用者様がいました。周りのスタッフからは「難しい作業はできないのではないか」という声もありましたが、私は「もっとできることがあるはず」と感じたんです。そこで、その方に合った方法を一緒に探しながら新しい工程にチャレンジしてもらったところ、見事にやり遂げることができたんです。また、あまりお話をされない方だと思われていた方が、信頼関係を築けていくうちに、驚くほど意思疎通ができるようになったこともありました。他のスタッフから「あの人、あんなに喋れるんだ!」「こんな作業もできたんだね」と驚かれた時には、一緒に取り組んできて本当に良かったと嬉しく感じましたね。
職場の環境や、一緒に働くスタッフの方々の雰囲気はいかがですか?
CHAPTER.06まず、「休みが取りやすいこと」は大きな魅力だと思います。周りの職員さんは、全体的に声をかけてくれる方が多いです。私が入職してすぐの時とかも「大丈夫?」と頻繁に声をかけてくれて。なので、皆さんの顔と名前を覚えるのも比較的早く覚えられたかなと思います。役職の方も含め、皆さんフランクに接してくれるので、意見も出しやすいですし、相談もしやすい。とても風通しの良い環境だと感じています。
今後、新しく挑戦してみたいことはありますか?
CHAPTER.07今、ひかり苑では農業に取り組んでいるので、自分たちが作った農作物を「商品化」して、お客様に直接届けたいという夢があります。例えば、今育てているさつまいもを「干し芋」に加工できないか、といった試作の話も出ているんです。自分たちの手で作ったものが形になり、それが利用者様の工賃(お給料)として還元される。そんなサイクルをより強くしていきたいですね。

これから入職を考えている方へ、メッセージをお願いします!
CHAPTER.08独身の方はもちろんだと思うんですけど、子育て世代の方とかもすごく働きやすいと思います。あとは、ブランクがある方にとっても安心ですね。私は6年のブランクがあったのですが、周りの職員のフォローのおかげで、すごく戻りやすかったです。職員の皆さんがすごく色んな話をしてくださるので、昔の自分の感覚だったり、記憶だったりを思い起こすきっかけにもなりました。ブランクがあっても、また福祉の仕事を楽しめる」ということを、ぜひここで実感してほしいなと思います。